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ゴボウ抜きなどと言われるように、ゴボウという言葉は私達の生活の中に溶け込んでいます。
しかし、ゴボウを日常の食事に取り入れているのは日本だけです。日本では古くから精力増
進作用を持った食べ物として常用されてきました。つまり日本人は昔からゴボウの食物繊維
の素晴らし働きを知っていたのでしょう。ゴボウの繊維は他の食物より多くの水分を吸収して
便通をよくします。さらに腸の中の好気性細菌の発生を促がし、ビタミンの合成を活発にする
働きや脱コレステロール作用もある上に、直腸がんの予防にも効果があります。又、腸に
食物繊維があると、腸の糖分吸収の速度が遅くなり血糖の急上昇を防ぎますので、糖尿病
患者にも良い食物といえます。動脈硬化や、脳卒中の予防には、ささがきしたゴボウを水に
つけてあく抜きをし、米と一緒に炊いてお粥にしたものを奨めします。胃けいれんには、新ゴ
ボウ突いて絞った汁を温め、コップ半分ほどを1日2~3回飲むとよく効きます。アレルギー
性皮膚炎の人はたくさん食べないようにしましょう。又ガスが溜まりやすい人も注意してください。
人参は、胃を丈夫にし、消化をよくする働きがあります。
胃や胸が重苦しい時、食欲不振の時、下痢などにも効き目があります。
人参は生でも、火を通してでも良く、内臓を温めて血を補う効力を持つ
野菜です。病気等で体力の減退した人、又お年寄り、虚弱体質の子供
などは、常食すると体力の増進に効果的です。
近年、動物実験の結果、血糖値を下げる作用のある成分が含まれてい
る事が証明されました。人参にはカロチンがたくさん含まれていろ為、
夜盲症、角膜乾燥症にも効力を発揮します。特にカロチンは油を使って
料理すると、吸収がよくなります。カロチンの大敵は酢です。酢と一緒に
食するとカロチンが分解されますので、注意してください。
お正月7日の七草がゆ等にも用いられます。
一見、ダイコンと似ていますが、カブは胃腸を暖める効果があるので、
冷えからくる腹痛を柔fらげる作用があります。
体内にある余分な水分を取り除いたり、ガスを抜く作用は注目され、
常食にすると、体を丈夫にします。咳止めにも、効果があります。
解毒作用にも効果があり、カブの根と葉に塩を少々混ぜて,すり鉢で良く
すりつぶして、患部に塗ると、急性乳腺炎やできもの、はれ物にも効果的です。
又、しもやけ、ひび、あかぎれ、毒虫に刺されたときなどにも良く効きます。
カブの種を砕いて温かいお湯に溶いたものを、7~10グラム飲みますと、
黄疸、便秘,熱性の下痢にも効果的です。
マイナスイメージが強いですが、本当はプラスの要因の方が
多いのです。大根役者がいなくては、主役のスターも生きませんし、
むしろ、自らを殺して主役を引き立てるという点では、ダイコンは
隠れた「食卓の名優」と言えるかも知れません。
よく肉や魚にダイコンおろしが添えれれていますが、それには
ちゃんとした理由があります。
胃下垂や、胃拡張など胃が冷えやすい人の場合、体を暖める作用
の強い魚や肉と一緒に食べることによって消化を助ける作用があります。
もともとダイコンには胃を丈夫にして、消化を促進し、咳を止め、
痰を出しやすくしますし、利尿にも効果があります。ダイコンには、
ジアスターゼなどの消化酵素が含まれており、消化不良にも効果
があることが科学的にも証明されています。
消化不良、お腹が張る、胃が痛むなどの時には、
ダイコンのおろし汁を絞って飲むと良く効くようです。